保険適用の矯正
- 厚生労働大臣が定める疾患(日本矯正歯科学会公式サイト参照:https://www.jos.gr.jp/facility )による咬合異常に対する矯正歯科治療
- 前歯および小臼歯の永久歯のうち、3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
- 顎変形症に対する矯正歯科治療
保険適用で矯正治療を受けられる条件
「歯並びを良くしたい」「見た目を良くしたい」などといった、審美目的の矯正治療は保険が適用されません。
ただ疾患が原因など、下記の条件下では矯正治療に保険が適用されます。
例えば1.の唇顎口蓋裂は、発達の過程で異常が起き、唇や口蓋が裂けている状態のことです。
唇が左右に裂けた状態を口唇裂、口蓋が裂けていることでお口と鼻腔がつながった状態を口蓋裂、顎の骨が裂けた状態を顎裂と呼びます。
裂があることで歯が正しく並ばず、矯正治療が必要とされることが多いです。
また顎変形症とは、上下の顎の大きさや形、位置などに異常が起きている状態のことを指します。
この場合、矯正治療で歯並びを整えるだけでは噛み合わせや顔貌の改善が期待できず、顎の骨を切る手術も併せて行います。
保険適用にて矯正治療を行うことができる歯科医院は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合している等いくつかの条件を満たしている必要があります。
当院で受け入れ可能
当院は厚生労働省指定の自立支援医療機関(育成医療・更生医療)として認められており、上記のような例も受け入れ可能です。
綺麗な歯並びや良い噛み合わせは、美しいフェイスラインや顔貌を作り出すだけでなく、お口の健康にとっても欠かせません。
歯が綺麗に並ぶことで汚れが溜まりにくくなり、歯磨きもしやすくなり、むし歯や歯周病のリスク低減にもつながります。
矯正治療を行なったことで、いつまでも健康な歯と素敵な笑顔でいてくださることが私たちの喜びです。